あの日から5年という月日が流れました。

あの日からずっと大切な人の帰りを待っている方々もまだ多くいます。
あの日からずっと帰りたがったている人々も多くいることと思います。

大切な人の命を失うことが、どれだけ切なくて、悲しくて、怖いことか。

あの日は18,455人もの大切な命が、一瞬にして失われてしまったのだから、その悲しみは計り知れない。

震災後に陸前高田に何度も足を運び、今では自分の故郷のように思えます。
大きな悲しみを背負っているのに、いつも笑顔で出迎えてくれる陸前高田の方々。

私たちはそんな方々の何か少しでも役に立てているのだろうか。
「微力ではあるが、無力ではない」と信じて、小さくともチカラになりたい。

あの日を忘れないために。
あの日を繋いでいくために。

明日に備えるために。

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写真:箱根山から広田湾を見下ろす。大好きな場所。