本日は国分寺を訪れる用事がありまして、先方さんに連れて行って頂いた喫茶店にビックリ。
中央線沿線の老舗喫茶店として有名らしいのですが、名曲喫茶『でんえん』は昭和32年に開店して以来、現在に至るまで50年以上もの年月を営業しているという老舗中の老舗。
おそらく、これまでに改装たるものを施した形跡はないし、アンティークショップにいるような埃っぽさが逆にたまらない。建物は蔵作りで、外からはかな〜り入りにくいが、店内は奥に広く、レコードでクラシックがかかっている。
開店した当時は漫画家のたまり場で、「ゴルゴ13」のさいとうたかをや、「フーテン」や「漫画家残酷物語」の永島慎二などが常連だったらしく、昭和の香りが今でもプンプンと漂っていた。
新しい文化を取り入れることも大切ですが、今の日本にはこのような古き良き時代の名店をもっとたくさん残さすことも大切だと思うんです。
そのようなことに我々のデザインも染み込んでいけたらいいなぁ、って最近強く思います。
お店情報↓
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/denen.php