お芝居っていいねっ
初めて拝見する、在日コリアンの劇団『アランサムセ』さんの公演を観に、昨日は新宿の劇場「タイニイアリス」に行ってきました。
迫力と熱意と熱気に、圧倒されました。たぶん普段の客席のキャパを軽く超えるほどのお客さん。
私は3歳くらいからの幼なじみである編集記者、ムッチ君(あだ名です)と、少々遅れ気味に到着したため、席は座布団1枚…前から2列目という苦しい状況の中の2時間、二人とも腰が砕けそうでしたが、劇団員の激しく熱いお芝居に、最後には鳥肌総立ち、感動しました。
お芝居を観るのは大好きです。社会人になってからは仕事の関係上、縁あって度々お芝居を観ることがありました。お芝居を観ていると、映画とはまた違う感動や発見があります。演者の息づかいや汗、眼の動き、熱意や情熱までもが手に取るように見える気がします。舞台の照明や小道具にも愛が感じられます。
舞台と言えば何年か前に一度、イッセー尾形さんの一人芝居に連れてっていただいたことがあります。
イッセーさん、爆笑でした。内容はもちろん面白いし、衣装替えを敢えて客席に見せて、お客さんの目の前で着替えるというやり方にも、感動しました。なんて面白い! そんな方法があったのかっ!
誰かが情熱を持って人に披露する作品を、観れる幸せ。しかも生で。お芝居やライヴやコンサートの醍醐味ですね。
私たちのやっていることは、少しだけ見せ方が違います。でも何かを創りあげるという情熱という意味では、一緒です。パッションです。
パッション屋良って、最近どうしてるんでしょうかね。このトピックには一切関係ありませんけど。
打合せデー
打合せデーです。
午前中はお化粧品のリーフレット制作のための打合せ。
午後からは毎月の月刊誌のリニューアル号の打合せ。
その合間にいろいろ歩き回り、お天気のよい昨今に乾杯。
秋冬は大好きです。空が綺麗だし、夜も綺麗だし。風が冷たいけど澄んでて、冬のにおいは何か懐かしい愛しい記憶を呼び起こします。私だけ?
これからの長い冬を、私はエンジョイしたいと思います!
写真は新宿の夜空。画質が悪くてすみません。
電気的な気分
毎日、仕事とその日の気分によってBGMを選曲します。
今日は…
The Chemical Brothers, “Surrender” (ナツいです)
Underworld, “Oblivion With Bells” (”Ring Road”が一番好き)
Cinematic Orchestra, “Every day”(心穏やかになります)
の永久リピートです。
なんとなくそんな気分です。
ダッシュしながら踊っちゃう感じ? それでたまにぼけーとしちゃう感じ?
Underworldのこの写真、大好きなんです。ヴィンテージのウェディングドレス着てるカールが素敵。いつかのLOUDの表紙になってました。
ところで、
太郎さんの「明日の神話」が渋谷にいると思うだけで幸せです。
太郎さぁん! 泣
「明日の神話」を渋谷へ… メキシコでこの「明日の神話」が発見されてから、もうかれこれ5年です。
ご存知の方も多いかと思いますが、この「明日の神話」は、メキシコのとあるビッグなホテルの建設のために太郎さんが約40年前に制作した作品でした。
それが、そのホテルが建築中にも関わらず破たん、幅30m・高さ5.5mもある「明日の神話」は、ついには行き場がなくなってしまったというわけでした…。
それをずーっと、日本に戻したいと願ってきた敏子さん。2003年に奇跡的に再発見されるまでは、メキシコの暗い倉庫に無造作に保管されて、バラバラにされていた「明日の神話」。
ちょうどその頃、私は運良く敏子さんと一緒にお仕事させて頂いたため、毎日のように敏子さんにお会いしていました。
「明日の神話」が見つかったとき、
『「やっっっと会えた! こんなところに居たのね、太郎さんっ!」って言ったのよ、あたくし!』と敏子さんが見つけたときのことを直後に話してくれました。
敏子さんは、太郎さんでした。本当にそう思います。
太郎さんには生前お会いできなかったけど、私は敏子さんを通じて太郎さんにもお会いしていたように思います。太郎さんに恋していたような。
「あなたも太郎さんみたいな人見つけなさいね」と少女のように幸せそうに笑う敏子さんを、私は心から羨ましく思ったものでした。
そんな敏子さんが亡くなる直前まで、莫大なお金がかかる「明日の神話」プロジェクトのために必死に活動して、「出来る限りのたくさんの人の眼に触れなきゃいけない作品」を、この渋谷に持って来れたという事実に、私は感無量でした。
太郎さんの「殺すな」という作品にも通じる、この「明日の神話」は、今のこの腐った世の中に警告を与えるために、あの日にメキシコで敏子さんの前に、ひょこっと顔を出したように感じます。
ああ! どうしよう! 嬉しい!
これからは毎朝あそこを通れば、いつでも太郎さんと敏子さんに会えます。
敏子さん。おめでとうございますーっ!
ニュース
ラ〜ブレター・フロ〜ム、ジャーマニー
愛しい友達からの、愛しいポストカードが届きました。
Laurence Weinerという、NYとAmsterdamで活動するアーティストの展覧会をK21 MUSEUMで観たこと、
それが1月までやっているから、Injuもまだ間に合うよっ(行きたい…)ということ、
一緒にビールが飲みたいね、ということ、
身体こわすなよ(ちょうど壊したところでした…)ということ、
がんばってね(ほんとに嬉しい…)、ということが書かれていました。
胸がきゅんてしました。遠いけど、彼女の字を見ていると近いような気がしました。何も言わなくてもわかってくれているような気がしました。
みんな、手書きで手紙を書きましょう!
愛は人を救うんですよっ!
このおじいちゃんがLaurence Weinerさんのようです。
素敵なビアードパパですね。
風邪っぴき、復活いたしました!
いやぁ、どうもどうも。風邪っぴきのInjuです。
どうも胃が痛いわぁ…ともがいていたら、どうやら胃から来る風邪のようでした。
昨日までは瀕死状態、シェン君(うちの犬です)が「遊んでよーっもうっ!」と暴れているのを尻目に、「ごめんよ相棒…」と詫びつつ、ひたすら寝ました。一時は熱と淋しさで死ぬところでした。
(朝起きたらシェン君も淋しくて吐いてました)
が、しかし! 今朝からピンピン!
張り切ってお仕事に勤しんでおる次第でございます。
そして今更ですが、先週の金曜日に行った、「SOSEKI展」オープニングパーティーのお話を書きますが。
30人のアーティストの皆様、みんなそれぞれに夏目漱石にインスパイアされた作品の数々。素晴らしかったです!
夏目漱石と言えば、私は「坊ちゃん」しか存じ上げませんでしたが、なんだかいろいろ読んでみなくてはっっ、と思える素敵な作品ばかりでした。
打ち上げにも図々しく参加させて頂き、参加アーティストである姉川たくさんや白根ゆたんぽさんや今井トゥーンズさんなどと、お話ししたり飲んだり。あー楽しかったです♪
カニカピラの皆様、いつも仲良しにさせて頂いて、どうもありがとうございます。感無量でございます。
というわけで、そんな楽しく美しく素敵な「SOSEKI展」は、なんと今週の日曜日まで! やれ急げ!
嗚呼、移ろう季節 〜ヒルズイルミネーション編〜
もうこんな季節ですよ。クリスマスですか。早いっす。
今週からどうやら始まった、毎年恒例のけやき坂のイルミネーション。皮肉にも事務所の窓から丸見えで、嫌というほど視界に入ります。
でも、けやき坂を降りていく途中、東京タワーがキラキラ輝く並木の向こうから顔をのぞかせる様は、カップルでなくても心温まる光景です。
お越しの際にはお声をおかけくださいね。
もれなく私とけやき坂を散歩できます。あ。要らないですかそうですか。
ウェンディーズのロゴちゃん
前からずーっと好きな物です。
ウェンディーズのロゴは本当にオシャレです。ちなみにウェンディーちゃん(たぶん)は色と良い、顔と良い、本当に可愛いと思うんです。
ただそれだけを言いたかったブログです。
写真はウェンディーちゃんが一緒に働くパートナーを探している様子です。
一日2時間でいいんですってよ!
尊敬するお師匠のお供で、尊敬する大先生の展覧会へ!
昨日は大尊敬する福田繁雄さまの、福田繁雄展「ハードルは潜(kugu)れ」のオープニングパーティー(残念ながらご本人は出張先からの飛行機の関係で出席できず!泣)に、お師匠・長友さんと行ってきました。
本当にすごい好きです…福田繁雄先生。お会いしたかったです!
出席されてる方々も、それはそれは大御所のかっこいい大先生ばかりでした。(仲條正義さんにお目にかかれて感動…T_T)
帰りにお師匠に連れられて新橋のおでん屋さん(四季のおでん)→東京タワー下のゾロ(バー)→オプ(六本木のバー)というハシゴ、お師匠の糞のようにくっ付いて飲み歩き、特にオプではいろんな方々にご紹介頂きました。わーい。
クリネタ関係の方々が偶然居合わせたようで、お師匠もどんどん楽しげな表情に。
愉快そうに話して飲んで笑っている素敵な大人たちの中で若造一人、私も早く大人になりたいと思いました。
楽しい楽しい宵でした。
お師匠、ありがとうございます。
やっぱり一番尊敬するのは、お師匠です。
写真はゾロのあるビルの横っちょから撮りました。かっちょいい〜、タワーオブトーキョー!
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